College life
大阪大学
まず、地球総合工学科に所属し建築工学や社会基盤学、船舶海洋工学について幅広く学びました。2年時からは建築工学に分属し、建築・都市の設計から構造力学・耐震までの基本的な解析まで詳しく学びました。そして、4年時は建築都市・人間工学領域の研究室に所属し、「都市における「他者性」に関する考察―大阪市北船場の街路空間における自由駐輪を対象として―」をテーマとした卒業研究を行いました。こちらは別項にて解説したいと思っています。
4年時は院試、卒論、卒制と壮絶な忙しさで研究室に住み込む日々でした。写真はそんな私を支えた景色です。
東京大学大学院
大学院に進学してからは、有難いことにさらに忙しくなりました。まず、研究室での活動は主にプロジェクトです。入学してから1年と少しで、大手企業との共同研究、全世界を対象とした調査、日本における展示の準備、海外展示の設営、海外コンペティション等、数多く関わらせていただきました。そのうちの2つのプロジェクトでは学生リーダーを務め、チームをリードしマネジメントする難しさをよく学ぶことが出来ました。
次に授業では、東大ならでは内容や形式ばかりで、特に阪大での教育とは真逆の性質を感じ、非常に面白いです。こちらは別項にて解説したいと思っています。
最後に、留学生や他大から来た学生、優秀な東大生らと関わることが出来る非常に刺激的な環境で、卒業まで頑張ります。
建築学生のライフスタイル
学部2年から建築学生としての生活が始まりました。その生活は噂通り、「建畜」でした。講義が非常に多いのはもちろんですが、講義以外の時間はほぼ全て建築学生の醍醐味である設計課題に充てました。なので、徹夜をしては昼間の講義に取り組むといった生活を良くしていました。
あれから1年程経ち、転機が訪れます。コロナウイルスによる外出自粛です。自分は部活やサークルに入っていなかったので、幸いあまり行動が制限されませんでした。むしろ授業が全て家で受けられたため、朝一の講義のzoomに前夜から入室し開始1分前まで寝ていたり、より設計課題に時間を割くための工夫ばかりしていました。
あくまで、より良い作品を作るために自主的に徹夜をしてきました。なので、夢中になって徹夜していた日々は幸せだったな、と今では思います。